トラウマの瀬の攻略法
ご存知!シーソラプチ川前半の山場!トラウマの瀬の話。
ところで、このトラウマの瀬には、他に名前があったのかも知れませんが、命名は、カヌークラブガンネルズのメンバーが、この難所を大の苦手にしていた事から付けられた名前で、川仲間の間で、いつの間にか定着しております。
写真を撮る側としても、迫力ある画像を写せることから、人気のポイントでもあります。
それにしても、ここは沈の名所!
ガンネルズのメンバーは、この下の瀞場を沈の華道と呼んでおります。
私もここは苦手で、今まで3割くらいの確立で沈しており、ずっと攻略法を考えてましたが、昨年の夏に、やっと沈の法則が見えてきました。
先ずはトラウマの瀬の構造です。
落ち込みの高さは、恐さの限界と云われる、約1.5m。
落ちると直ぐに岩の壁があり、右に流れております。
当然、複雑にボイルしていますので、泳ぐと浮力はありませんが、下流に吐き出されるので安全かもしれません。
ただ隠れ岩があるので、頭を打たないよう必ずヘルメットを被りましょう。
では、どうしたら上手く降りられるか?、成功例から見てみましょう。
カナディアンのOC-2の例です。
進入角度、スピード、フネの傾き共に、お手本になる降り方です。
基本は、カナディアンでもカヤックでも同じです。
ただ、OCの場合はシングルパドルですから、漕ぎ手が右か左かでフネの傾きに違いが現れます。上の写真は、バウマンが右漕ぎです。
下の例は、バウマンが左漕ぎになります。
ほぼ、同じ進入角度、スピードですが、フネが左に傾いています。
そして決定的なのが、左にパドルを入れたことにより、降りた瞬間に左からの水流によりフネが右に向き、返し波で食われ大きく左に傾き、結果的に沈しております。
自分も左漕ぎなので、同じ様な沈を繰り返し、沈しなくても左に大きく食われるケースが多く、なんとかスピードとブレスで逃げておりました。
また、同じような例が、カヤックにもありました。
左にパドルを入れた途端に、ひっくり返りました。
OCに話を戻しますが、右漕ぎは下の写真のように非常に安定して降りることが出来ます。
もちろん、技術があっての事で、降りる前に一漕ぎを入れスピードを上げています。
また右漕ぎのパドルは水中に入れたまま、フネの方向や傾きを制御しています。
では、左漕ぎはどうやっても難しいのか?
そんな事はありません。
下の例のように、降りる前に一漕ぎし、フネを右に傾けてパドルを上げたまま降下すると、進入角度さえ間違わなければ、無事クリア出来ます。
また、下の例のようにフネの傾きを制御出来ない場合は、パドルをクロスに入れると、ブレードに左からの水流が当たり自然とフネを動かしてくれます!
さて、この攻略法が正解かどうか?
貴方も試してみませんか?
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コメント
なるほど~・・・落ち込みを降りたとたんに待ち受ける返し波が曲者だったんですね!
僕の場合、できるだけスピードを殺して流速よりもゆっくりとカヌーを進めて水とコンタクトを取ろうとしています。
そして、なるべくパドルのブレードは水から出さないで自分のフネと水の動きとの関係を図りながら漕いでます。
でも、僕が下るときはいつも水が少なくてパドルが入る水深がないので苦心します。
シーソラには今年も行くつもりです。今年はどんなかな~今から楽しみです!
投稿: Kevipa | 2008年7月26日 (土) 18時08分
左、つまり右岸からの流れにフネのデッキというかサイドに当てると沈するんだと思っています。
Kだとブッフ(だっけ?)という方法、落ち込みの核心部を飛び越える方法だとほとんど沈しません。
言い換えると、バウから落ちると必然的に水中の左岸からの流れを受け止めてしまう事になります。
ブッフだと、落ち込みをボトムから落ちるイメージになります。ボトムからだとほとんど左からの流れを受けません。
だから、たいていブッフが出来ている場合の沈はその下流の合流エディラインで沈しています。
今回のカヤックの例で出ている沈は今回唯一バウから落ちた例でした。
カナディアンは良くわかりませんが、今回の写真を見ていると沈した艇はバウが沈んでいるように見えます。
もちろん、そのようにならないようにリーンして突入してるのでしょうが、2枚目と3枚目を見比べると、パドルが主原因ではなくてデッキ側に水が当たらないようにする、リーンが主原因ではないかと思うのです。
多分、左にパドルが入っているのは皆頑張ってリカバリーしようとした結果じゃないかなぁと思うのですが
カヤック乗りからの見方はいかがでしょう?
長々とスイマセン。
投稿: leo | 2008年7月26日 (土) 21時29分
○Kevipaさん。
今の自分の漕ぎ方のヒントは、Kevipaさんにあります。自分は理屈っぽいけど、練習が嫌いので、いつまでたっても上達しません。(^^ゞ
今年は、どんなヒントを得られるか、今から楽しみにしています!
○leo君。
カヤックの見方は、一味違いますね。カヤックの場合は、前後の傾きが加わってバウやスターンに水が当たるので、また複雑です。水流を如何に体で感じるかが重要なのでしょう。カヤックも面白そう。
投稿: サダ吉 | 2008年7月28日 (月) 07時20分