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2009年9月 8日 (火)

流芯は山。エディは谷。

前述で流芯に乗ると話しましたが、なかなか乗れない人を見かけます。

流芯とエディの違いは、流れの速さ&向きのように思われますが、実は一番の違いは川面の高さの違いです。

例えるなら流芯は山。エディは谷です。
流木はエディへ流れ着くと話しましたが、低い谷へ流れ着くのは必然的ですね。
その逆のエディから流芯へストリームインする場合、その山に登らなければいけないので大変です。
流芯の流れが速ければ速いほど、その山は急な傾斜になり高くなります。

マウンテンバイクで急な山を登るには、スピードを上げ、真っ直ぐでは登れないので斜めに登ります。

カヌーの場合、流れが力を与えてくれると話しましたが、失敗例で下流側へ斜めに登った(ストリームイン)場合では、カヌーのバウにしか流れの力を受けられず、スターンを残して落とされて(はじかれて)しまいます。
「たこつぼ」と云われるエディでは、いつまでたっても底から抜け出すことが出来ません。

そこで上流側へ斜めに登るのですが、問題は傾きで、4輪車で斜めに登ると谷側へ傾くのと同じで、カヌーもストリームインする際、谷側(上流側)へ傾いてしまい、流れの力がハル(船体)の側面に当たることにより、上流側へ引き込まれるようにして沈してしまいます。

そこで解決には、進入スピードを上げ、重心を山側へ移動してリーンすることにより、ハルの底面全体に流れを当て、その力を借りて山まで持ち上げてもらうのです。

また、上達者で真っ直ぐ山へ登る場合がありますが、坂が急な為に速いスピードが要求され、しかも強い流れを急に受ける為、すばやい重心移動と的確な角度のリーンが要求されます。

水面の高さを山や谷と例えましたが、そこには必ず利用できる力があります。
その力の方向を見極め、うまく利用することでカヌーはもっと楽しい乗り物になるかもしれません。

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コメント

サダ吉さんコンバンワ!
山と谷にたとえるとわかりにくくなるような気がしますが・・・。
>「たこつぼ」と云われるエディでは、いつまでたっても底から抜け出すことが出来ません。
オンサイドが上流側の場合に多く見受けられます。
進入時にバウが流れにたたかれ進入角が下流方向へ変化してしまうことの修正をスタン・プライでしか行えないと「たこつぼ」から出ることができません。
すべてはバランスです!この場合のバランスは角度の修正にバウ・ドローとスタン・プライの両方の量を調整して使えなければ、流れに入ってしまっているバウとまだエディーから抜けていないスタンの状況で進入角を保つことができないのです。
多くの場合バウ・ドローが弱くその操作自体がそうした苦手な状況になると、得意なスタン・プライでまだ流れに入っていないスタン側でスカッたプライを繰り返しているのをよく見受けます。
それと、オフサイド側にリーンがうまくかけられない、もう一つ別の大きな原因がありこれは前のスレッドと関連しています。
>また、上達者で真っ直ぐ山へ登る場合がありますが、坂が急な為に速いスピードが要求され、しかも強い流れを急に受ける為、すばやい重心移動と的確な角度のリーンが要求されます。
オンサイド上流側なら瞬発的なバウ・ドローかクロス・スイープで、オンサイドが下流側なら瞬発的なスイープで進入し下流側へのリーンはこれ以上やったら下流側に落艇するぐらいでキャンパーの場合はちょうど良いです。
>その力の方向を見極め、うまく利用することでカヌーはもっと楽しい乗り物になるかもしれません。
その通りです。
最小限のパドルと重心移動で流れ又は流速差を最大限に使えるようになると、楽で楽しくそして美しい操艇ができるようになります。

投稿: S藤@オリーブキャンパー | 2009年9月 9日 (水) 02時02分

S藤さん、おはようごいます!
連夜、お付き合い頂いてありがとうございます!
山と谷は、以前クラブのメンバーにも話した事があるのですが、理解してもらえませんでした。(^^ゞ
水面の高さの違いは、目線の高さが低いカヤッカーのほうが、わかりやすいようです。(^^ゞ
S藤さんの解説、よく分かります!
パドルは杖だと前に話しましたが、杖はバランスをとる道具であり、支点になり、移動させる道具にもなります。その道具をさりげなく、力まず優雅に使えるようになれたら、もっとカヌーが楽しくなりますね!
パドリングについては、図解が必要なので、いずれまた(^O^)/

投稿: サダ吉 | 2009年9月 9日 (水) 07時10分

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